藤原基央さん〜BUMP OF CHICKEN〜が描く世界
- marukanta1777
- 3月21日
- 読了時間: 4分
言葉の表現に触れることが大好きな私。
歌の歌詞にも感動することが度々あります。
大好きなアーティストさんがたくさんいる中でも、
BUMP OF CHICKENのボーカル、藤原基央さんは、
私にとって、特別な存在です。
今日は、『K』と言う歌を私のお気に入りとしてご紹介します。
この歌に出逢ったのは、確かまだ息子が幼少期、子育て真っ最中の30代の頃。
歌う声も描く歌詞も大好きすぎる藤原さんにどハマりしていた私。
たしかYouTubeで聴いたのが初めてだったかと記憶しています。
歌詞を見ながら歌を聴きました。
鳥肌・・・そして号泣。
何が何だかわからないまま、声をあげて泣きました。
思いっきり私の心の奥深くをつついてきた藤原さんの歌声と歌詞。
頭では、歌詞に登場する黒猫ちゃんを猫好きの私が現実的に観ちゃうんだけれど、
奥深くの心の目、魂の目では、自分の生きてきた道のりが重なって見えたのです。
そして、どんなに周りに馬鹿にされたとしても、
『私はこの生き方をやめないぞ〜!』
と、自分でも不思議ですが自然と決心できたと言うか、
私の生き方を見てる人がいるんだ〜って納得したんですよね。
藤原さんの描く歌詞は、常に自分を肯定してくれるのですが、それは耳障りの良い言葉とかではないんです。どちらかと言うと、誤魔化している本当の自分にそれでいいの?って聞いてくる感じ。だからむしろ、苦しく感じてしまう人もいるのではないかと思います。
この当時・・と言うかその後の数年間、私は、この『K』という歌を聴くたび必ず、鳥肌と号泣に見舞われていました。
自分がこんな風になってしまうなんかすごい歌って、なかなか出逢わないと思います。
だから、こんな歌詞を描いちゃう藤原基央さんは私にとって特別な存在。
彼と同じ時代に生まれ、生きることができたことにめちゃくちゃ感謝しています。
たぶん今から思えば、この頃から今現在に至るまで、自分の心の声、魂の声、奥深くにある自分の真実をずっと追究してきたようにも思います。あの時、この藤原さんの描く世界観に触れることができていて、本当に良かったです。
自分を偽ることなく生きることができましたし、もちろんこれからもそうやって生きていくと思います。
そして、今回この記事を描くにあたり、気がついたのですが、今現在は、この『K』という歌を聴いて泣くことはなくなりました。
とても冷静にこの歌詞を眺めることができます。
なんでかな・・。
理由、ちょっと考えてみました。
たぶんね、時代がだいぶ良くなっているってことなんですよね。
私が若い頃よりは、ずいぶん自己表現がしやすい世の中の空気があるから、自分の中にある本当の愛を表現することがだいぶやりやすいです。
そして、もちろんそのことでいっぱい傷ついたりもしたんだけれど、その傷を自分自身で癒すことが大事だって気がついたからかな。
自己犠牲を辞めて、まずは自分自身に本当の愛を注ぐことを意識し始めた今は、肩の力が抜けて、余分な力みがなくなりました。
歳を取るって素晴らしいです。
どんどんカッコつけなくなるし、自分らしくなれる。
昨年、辞めたお仕事では、大学生の若い女の子二人(息子と同い年だったので、まさに娘みたいに可愛い存在)に、辞める時、
『ごめんね〜、二人には私いっぱい厳しかったと思うけど、許してね。ついて来てくれて、本当にありがとう〜』と告げたら
このお二人は、
『わかってます!阿部さんには愛しかないのがわかってましたから』って言ってくれたんですよね。
嬉しかったなぁ〜。
今どきの若者にも、愛ってちゃんと伝わるんだぁ〜って感動した瞬間でした。
こんな経験もあっての今の冷静な私。
世代が違っても、本物はちゃんと伝わるんだという確信を得た私は
これからも私らしさを臆することなく出していきたいと思います。
さて、BUMP OF CHICKENの『K』
気になった方は、ぜひ聴いてみてください。
これを聴いて、なんだか心を揺さぶられるという方は間違いなく
私と同じ使命をお持ちの方だと思います。
自らを満たし、周りに愛を拡めて参りましょう!
ちょっと不思議な文章でしたか?
最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございます!

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