『魔女の宅急便』
- marukanta1777
- 1月17日
- 読了時間: 4分
更新日:1月19日
新しい年になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします!
・・というわけで
新年最初の投稿は、“私のお気に入り“にします。
私、映画ってあんまり見ないんですが、
(なぜかと言うと暴力的なシーンとか、悲しいシーンとか突然出てきたりするのが苦手で・・)
でも、ジブリ映画は好きなんです。きっと皆さん好き!って方がほとんどだと思います。
たくさんあるお気に入りの中でも、
今回はこちら
『魔女の宅急便』について描いてみたくなりました。
観たことある方がほとんどだと思いますが、まだという方には、ぜひオススメの作品です。
よかったら観てみてくださいね。
(若干のネタバレになるかもですが、お許しくださいね)
何度も繰り返し観ている『魔女の宅急便』
いつもは割と、心がホッとする感覚がありました。
なぜだか、主人公のお友達のトンボ君が夫の姿と重なる私。
自分でも、なぜそう感じるのか、理由はよくわかんないんですが、
主人公キキとトンボ君の二人のやり取りが可笑しくって
ついつい笑っちゃうんです。
観ると毎回、とっても、ほっこりするんですよね。
だけどね、今回久しぶりに観てたら
初めて違う感覚で観ている自分に気が付きました。
13歳で1人で街へ修行に出る主人公は、魔女のキキ。
キキは、とっても素直で性格が良いんですよね。心がとっても綺麗なんです。
そんな彼女は、1人で街に出て、いろんな人と出逢い、さまざまな経験をする。
素敵な人もいれば、そうじゃない人もいる。
優しい人、そうじゃない人。
嬉しいこと、楽しいこと。
辛いこと、悲しいこと。
うまくいったり、全然うまくいかなかったり。
だけれど、彼女はいつも真面目で心優しいままなんですよね。
苦労もするんだけれど、全てを素直に受け入れて、
自分らしく生きていく主人公キキ。
その誇らしい姿を客観視した私は、
私自身の今までの生き様を見ているような錯覚になりました。
「この50年(あ、50歳になりました私)、私の人生もほ〜んと
いろいろあったなぁ〜。すっごく頑張ってきたなぁ自分。」
ってね、自分の人生も誇らしくなっちゃたんです。
何度も観た映画だけれど、こんな風に感じたのは初めて。
観る時の自分の環境とか心情とか、あるいは年齢とかによって
同じ内容でも感じ方って変わってくるんだなぁって、実感しました。
宮崎駿さんの作品て、本当に深くて、私の心の奥にしっかりと浸透してくれる。
『宮崎駿さんは、なんて人なんだろう・・』と毎回感動します。
彼が私たちに伝えてくれるメッセージは、本物ですよね。
だから、多くの人の心に寄り添っていると思うのです。
この作品は特に精神性の大切さを表現されていると思います。
私は、個人的には『スピリチュアル』という言葉があまり好きではなくて、
これをやれば人生、上手くいくとかそういった情報が先行していることに疑問を感じます。
本当の意味での『スピリチュアル』って、さまざまな人生経験なくしては語れない、もっと深いものなんじゃないかなって、私は思ってます。
大好きな私の祖母が、生きていた頃に日常的に言ってくれた言葉たちは、
祖母が実体験で感じた本物のメッセージだったと、今でも心で感じています。
いいことも、そうじゃないことも全部ひっくるめて、やっとわかる全容というものがあると思うのです。
そんなことをあらためて、感じることとなった
『魔女の宅急便』
映画の最後に「落ち込むこともあるけれど、私は元気です」って、
言われると応援したくなるよね。
がんばれ〜!それが人生だよって、同時に自分にも言いたくなった年の初めです。
ちょっと表現の切り口が難しかったけれど、なにか伝わりますか?
映画とか、本とか、音楽や絵など
本物を表現してくれているものって、本当に有り難い!元気出ますもん。
楽しみながら今年も、自分のペースで歩いていきましょう。

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