

蝶々のように
音もなく 風もなく メロディーを奏で 動線を描く ただそこに存在する 主張しない美しさで在ること 全てが調和していることを知る 私が居て あなたが居る 空の下で 風になり 雲になり 流れていく
9月29日


月の波
夜風が届けてくれた お月様の優しい波 見上げると 雲に映る七色の光は やわらかく私に触れる 誰にも触れることができない深い場所まで そっと打ち寄せる 目を閉じ その波に合わせてみる 言葉はない 音も匂いも形もない それなのに なぜ涙が溢れるのだろう...
9月7日


過ぎ去りし日々
鈴虫が コロコロと 秋を運んできた コロコロ コロコロ 地面の熱を冷ましていく 朝晩の空気は すっかり季節を動かし あれほど暑かった夏が 遠ざかる コロコロ コロコロ 余韻にひたる今、このとき、 美しい音色は 胸に響きわたる
9月7日


答えはいつだって
あなたが求めればいつだって 答えますよ あなたが水色の空に心を委ねたとき 空の声が心に浮かぶでしょう それはあなたが求めていたメッセージです 臆することなく 受け取りましょう あなたの奥深くの柔らかい本当の部分を 自分自身が認めたとき 息を飲むくらいの静けさに包まれ...
8月3日




